宇和島・吉田祭り 児童「ソーダスライ」 県内先陣 夏本番
愛媛県内のトップを切る宇和島市吉田町の夏祭りが1日、横堀河原周辺で開かれた。地元住民らの踊りや花火などのイベントがあり、大勢の親子連れらが雨上がりで暑さの増した夏のひとときを満喫した。
吉田小学校トランペット鼓隊約90人の演奏や地元園児約30人の牛鬼とみこしのパレードで幕開け。河原であった魚つかみ・魚すくい大会では、特設のいけすにタイやカンパチなど約200匹が入れられ、魚を追い掛ける子どもたちの歓声が響いた。
夕方からは11団体計約400人による流し踊りがスタート。「吉田きなはいや節」に合わせて、そろいの浴衣や法被であでやかに踊った。小学生のサッカーチームは「そうです」を意味する「ソーダスライ」の掛け声を元気よく発し会場を盛り上げた。
夜には走り込みやお札争奪戦もあり、最後は花火が夜空を彩った。